前期選抜と後期選抜(群馬県高校入試)

2024年からは、前期選抜と後期選抜を1回にする方向で検討されていると東京新聞で報道されています。

公立高入試を1回に 検討委が提言 県教委、24年導入で議論へ

しかし、2022年度は現行のままの制度です。前期選抜と後期選抜の違いを理解して、自分の受験に生かして下さい。

前期選抜

前期選抜は、調査書や面接などを重視します。また、入試科目が、3科目(英数国)と面接等が必須です。

後期選抜

後期選抜は、学力検査に重点を置いています。また、入試科目が5科目(英数国理社)です。面接は必須ではありませんが、高等学校によっては面接を行う可能性があります。

前期選抜よりは比重が低くなりますが、調査書も合否判定に影響します。

調査書

調査書の内容は、英国数理社の五科目以外に音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定が記載されます。また、学級活動・学校行事等の活動記録や行動の記録、出欠の記録などが記載されます。

詳細は、下記のリンクをご参考下さい。

令和4年度群馬県公立高等学校入学者選抜実施要項 別記1 調査書の作成について(pdf)

前期選抜と後期選抜のまとめ

前期選抜は、調査書の内容(中学3年間の記録)が良い人ほど、有利です。逆に、調査書の内容が悪い(具体的には、学校活動・行事に不参加、欠席日数が多いなど)と、不利になります。

後期選抜と違い、入試科目が英数国の3科目なので、理科・社会が苦手な人はおすすめですね。

後期選抜は、前期選抜よりも調査書の内容(中学3年間の記録)が影響を受けにくいです。そのため、調査書の内容に自信が無い人は、後期選抜をターゲットにしたほうが良いですよ。

ただし、入試科目が5科目(英数国理社)なので、受験勉強の範囲が前期選抜よりも広くなります。

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